学習の進め方〜私立編〜


私立大学の受験者においては、科目を絞って学習できることがメリットにあげられるが、その合格最低点は低くない。そのため、早期のインプットが最重要である。

 

特に、社会科目を選択する生徒は、膨大な量の学習量がある。しかし、難関大学の中にはその学習量の重箱の隅をつつくような問題が出題されるところもある。

 

また、数学・理科科目を選択する生徒は、難解な問題が出題される大学も少なくない。そのため、苦手範囲の早期克服と秋からの演習期間でどれだけ実践力を高めることができるかということが求められる。

 

英語に至っては、文系・理系を問わずほぼ必須である科目だ。

そのため一見、英語が苦手な生徒は不利になることがあると捉えるかもしれない。それはある意味間違ってはいないだろう。

 

だが、苦手な科目があるならその分を得意な科目で取り返せばいいだけの話である。ただ、得点調整などが入りやすい社会科目などでは特に高い得点率が求められる。

 

したがって、苦手科目はできるだけ早い段階から学習量を増やすことで、基礎を固めることを意識すべきである。

 

国語に関し、関関同立や龍谷大学の場合は古文が合否を分ける。

古文の配点は現代文に比べ低くなっているが、現代文で得点差が出にくい大学もあるため、その場合に合否を分けるのは他ではない古文だ。

 

自分の苦手と得意を自己分析し、受験勉強に活かすことが出来るかが重要となるだろう。